「脱原発区長はなぜ６７％の得票率で再選されたか。」・・・知るか！（爆）

表題の本が、けっこう売れているらしい。書
いたのはもちろんこの人。



まあ、相変わらず浮世離れしている内容であ
る。まず、６７％と聞くと「圧勝」のようだ
が、この人と同時に選挙のあった他の区長を
見ると、７０％以上得票している人が５～６
人居る。対抗馬が２人以上いる区長も含まれ
る。むしろ、現職区長の強みがある中では低
得票率なのである。威張る数字ではない。

また、中身もけっこう面白い！（違う意味で。）

・ずっと赤字続きの区の財政を黒字化した。
（＝何もせず、課題を先送りしたのでお金が貯
まった。）

・子ども関係の予算を１０年前の２倍にした。
（＝２倍になったのは何度かある。しかも、自
分の任期の最終年だけ予算が増えて２倍を達成
した。保育待機児が増えている以上当然の帰結！）

・車座集会などで、区民の意見をよく聞いた。
（＝意見がいろいろあるので、なるべく摩擦を
起こさないように、何も着手していない。）

で、何もしていないので、書く中身が足らなく
なったらしく、後半はいつもの武勇伝「内申書
裁判」のお話。誰も讃えて呉れないので、自分
で自叙伝的なものを書いて、自画自賛するとい
うことのようである。こんなもので、印税貰え
て良いねぇ。

以前、ある会合で区長が来る、というので窓の
外を見ていた。それらしい車が着いたが、御大
は降りて来ない。何しているのか？と覗き込ん
だら、車の後部座席で一生懸命パソコンを打っ
ている。何かの原稿を書いているようであった。
協力団体の宴席に招かれているのだから、早く
降りてきて、早く住民と懇親・懇談を行うべき
ではないのかね。どうも、この人の仕事って、
ジャーナリストのスタイルが抜けないようだね。

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