不人気の理由(前任者の呪い) [放言]
アメリカ大統領選挙はいよいよ大詰めに近づ
いている。共和党は消去法?でドナルド・ト
ランプが候補者になった。一方、圧勝するか
に思われたヒラリー・クリントンは、民主党
の氏名争いでバーニー・サンダース爺さんに
何度も追い詰められ、ようやく候補に選ばれ
そうである。結局「不人気者対決」になりそ
うな気配である。
それにしても、ヒラリーが何故、そこまで不
人気なのだろう。そこには夫、ビル・クリン
トンの影が見え隠れする。夫ビルがホワイト
ハウス内でモニカ・ルインスキーとの「不適
切な関係」を持ったというスキャンダルを、
ヒラリーは鉄の仮面を被ってスルーしてきた。
しかし、その強烈な個性と豊富な政治資金を
持つ従来型の政治家であることが、アメリカ
国民にあまり好かれていない原因のような気
がする。これも、ビルの呪いであろうか。
一方、ペルーの大統領選挙でも、異変が起き
ている。圧勝すると思われていたケイコ・フ
ジモリ候補は、決選投票では前首相に追い込
まれ、僅差ではあるが敗北の可能性が出てき
ている(6月7日現在)これも、相手側陣営
の「強権政治への回帰」というネガティブ・
キャンペーンによるところが多い。彼女の父、
アルベルト・フジモリは、治安回復に功績が
あったが、強権的な手法で自分の政敵なども
秘かに殺害していたという疑惑を持たれてい
る。いや、それどころか、その罪で服役中で
もある。彼女がいかに政策を訴え、治安回復
を公約したとしても、その手法はきっと父の
ような強権的なものであろう、と思われてし
まう。そこにもアルベルトの呪いが感じられ
る。
こうして、初の女性大統領を目指す二人が、
奇しくも前任者である夫や父の呪縛に苦しめ
られている。不思議な縁を感じてしまう。
いている。共和党は消去法?でドナルド・ト
ランプが候補者になった。一方、圧勝するか
に思われたヒラリー・クリントンは、民主党
の氏名争いでバーニー・サンダース爺さんに
何度も追い詰められ、ようやく候補に選ばれ
そうである。結局「不人気者対決」になりそ
うな気配である。
それにしても、ヒラリーが何故、そこまで不
人気なのだろう。そこには夫、ビル・クリン
トンの影が見え隠れする。夫ビルがホワイト
ハウス内でモニカ・ルインスキーとの「不適
切な関係」を持ったというスキャンダルを、
ヒラリーは鉄の仮面を被ってスルーしてきた。
しかし、その強烈な個性と豊富な政治資金を
持つ従来型の政治家であることが、アメリカ
国民にあまり好かれていない原因のような気
がする。これも、ビルの呪いであろうか。
一方、ペルーの大統領選挙でも、異変が起き
ている。圧勝すると思われていたケイコ・フ
ジモリ候補は、決選投票では前首相に追い込
まれ、僅差ではあるが敗北の可能性が出てき
ている(6月7日現在)これも、相手側陣営
の「強権政治への回帰」というネガティブ・
キャンペーンによるところが多い。彼女の父、
アルベルト・フジモリは、治安回復に功績が
あったが、強権的な手法で自分の政敵なども
秘かに殺害していたという疑惑を持たれてい
る。いや、それどころか、その罪で服役中で
もある。彼女がいかに政策を訴え、治安回復
を公約したとしても、その手法はきっと父の
ような強権的なものであろう、と思われてし
まう。そこにもアルベルトの呪いが感じられ
る。
こうして、初の女性大統領を目指す二人が、
奇しくも前任者である夫や父の呪縛に苦しめ
られている。不思議な縁を感じてしまう。
2016-06-07 23:26
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0