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統計や世論調査の危うさ [放言]

 この頃、マスコミ各社がよく世論調査を行って
いる。安部政権の支持率は概して高いようであ
る。ただ、この世論調査や統計というものには、
ある種の危うさがある。


 例えば、朝日新聞と読売新聞では社説論調
に大きな差がある。その読者へのアンケート
=世論調査ということになると、かなり差がつく
ことも考えられる。これが読売と赤旗なら、真逆
の結果が出ることだって有り得るだろう。


 同様に、一部を抽出して行われるアンケート
調査なども注意が必要である。抽出された対象
者の属性によっては、全体の傾向とはまるで違
う結果が出ることも考えられるからである。


 無作為抽出された人でも、アンケートなどに答
える時間の余裕がある層は限られる。結果、高
齢者ばかりから答えが返ってきて、若者の感覚
とはまったく違う結果になるかも知れない。こう
した調査結果については、ある程度のフィルター
をかけて考えた方が良さそうだ。


 こんな笑い話がある。ある食堂で「今日のラン
チは100%カレーだった」という結果が出た。実
は、統計は一部のテーブルでのみ採られていて、
そのテーブルにカレー好きが次々に座っただけ
のことであった。他のテーブルでは定食やかつ
丼を食べていた人も居たのに・・・。


 これが統計の怖さである。

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