大雪に思うこと

　１月１４日（月・祝）。東京は大雪となりまし
た。朝方は暖かく、まず雨だけで済むと思っ
たのに、昼前から本格的なぼたん雪がどん
どんと降り積もります。

あれよあれよという間に世田谷村では１０
センチ以上の積雪となりました。ところで、
こうなると都会はすぐに大混乱になります。
　鉄道は止まり、道路も大渋滞。その上、雪
が凍って転倒者続出であります。お役所には
「早く除雪してくれ！」という電話が殺到した
そうな。しかし、２３区では除雪車など保有し
ておりません。豪雪地帯ならともかく、東京で
はその手の重機を持っているのは民間会社
だけです。その民間も既に駆り出されていて、
役所の職員は手作業で融雪剤を撒いて歩く
だけです。



　それにしても思うのが、昭和の半ばまで、こ
ういう雪の後に、近所じゅうの人が出て、雪か
きをする風景でした。今は自分の家の前すら
雪かきをしない家がほとんどです。役所に除
雪を頼むのではなく、自分の家の前だけでも
雪かきをすれば、歩きやすくなるのにねぇ。

　現代人の公徳心の低さを見る思いがいたし
ました。