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「もんじゅの知恵」は無いようだ! [放言]

高速増殖原型炉「もんじゅ」の扱いが検討さ
れている。抜本的に見直すということになり
そうだ。最終的には「廃炉」だろう。

無題.png

それにしても、この施設は一体何だったのだ
ろう?1兆円もかけて、まったく実績が上が
っていない。もともとナトリウム炉というの
は扱いが難しいと言われていた。純粋なナト
リウムは空気に触れると発熱・発火するもの
だからである。旧ソ連時代に建造されたナト
リウム型原潜は、故障ばかりで使い物になら
なかったと言われる。そんな技術的に未確立
なものを作り、不具合ばかりで動かせず、挙
句の果てに、管理状況が悪いので管理主体を
変えろ!とまで言われているようだ。

三人寄れば文殊の知恵、ではなかったのか?

結局、核燃料サイクルというおよそ夢物語に
近いことに飛びついた国の責任である。そし
て核のごみは減らないどころか、大幅に増え
続けている。ここを解体・廃炉するのにまた
三千億円かかるらしい。一兆三千億円もあっ
たら、どれだけの資源が買えたことか。
あるいは、どれだけのインフラ整備が出来た
ことか。まったく国のやる事は間抜けな事ば
かりである。

幽霊船と化した原子力船「むつ」のことが思
い出される。金をどぶに捨てるような事業は、
最初から取り組んではいけない。

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