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領事館で起こった神隠し [怒!]

外国に行った時、一番頼りになるのは自
国の大使館・領事館である。パスポート
を失くしたとか、犯罪に巻き込まれた、
という時に、自国民の保護に当たるのは
大使や領事だからである。

しかるに、今回トルコに於いて、米国を
拠点にしていたサウジアラビア人の記者
が忽然と消えた事件。自国民を保護する
立場の領事館で、国民が1名行方不明に
なったのである。こんなことが許されて
良いわけがない。

サウジアラビアは、伝統的なイスラム教
国であるが、最近は脱石油・近代化に取
り組んでいたようである。女性に自動車
の運転を認めるなど、国際標準に近づく
努力をして、同国への投資を求めていた
はずであった。しかし、今回の事件はこ
の国が依然として、君主たちの独裁国で
あること、そして、無法なことを平気で
行う国であることを露呈してしまったの
である。

たまたま、現在開かれている経済フォー
ラムでは、各国の代表の欠席が目立ち、
日本からの金融機関首脳やソフトバンク
の孫社長の出席も抑制的になっている。

自国に批判的なジャーナリストだからと
言って、簡単に命を奪うような国という
ことでは、対等に付き合う事などできぬ
ということだろう。

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そういうことも判断できないようでは、
まだまだ国際社会で一人前に振る舞うの
は早いということだろう。残念だが。
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