SSブログ

血税という響き [怒!]

昔から、税を納めるということはかなり
苦しいことで、国家のために差し出す税
を「血税」などと呼んだものである。明
治から昭和20年までは徴兵制もあった
ので、税のほかに正に自らの体を国家の
ために奉仕する、という響きもあったよ
うに思う。

その血税で、巨大な戦艦や大砲が作られ
たが、結局戦争に敗れ、それらは全て灰
燼に帰した。その後の復興の力は大きな
ものがあり、平和の中で税がまともに使
われれば、高速道路も出来、新幹線も走
り、インフラが整ってきたのである。も
はや血税などという言葉は死語になって
いるのだろうな、と思っていたら、先の
炎上時にネット民が「こんな職員を血税
で養うのか?」などと書き込んでいて、
ちょっと笑った。

血税?こういう時だけ血税というかね。
あと、多額に納税しているのに、行政が
ちっとも自分の要求に応えてくれない、
という文章もあった。税金の多寡でサー
ビスに差をつけるわけも無い。その発想
は、飲食店などで因縁を付けて「わしは
金を払っている客だぞ!」と叫ぶならず
者と一緒である。納税は日本国憲法で規
定された国民の義務である。それを忘れ
てはならない。そして、税を元に予算を
組む国や自治体も、国民の負託に応えな
くてはならない。無駄遣いなど、絶対に
許してはならない。

あ、一番の無駄遣いは、首相官邸の(領
収書の要らない)機密費だったなぁ。

いい加減にしろ!

abe.png
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。