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煙が目に沁みる [苦言]

このところ、喫煙に関する論争が各所で
起こっている。国が健康増進法の改正を
打ち出せば、東京都はそれよりさらに厳
しい条例を提案するなど、喫煙者はます
ます肩身が狭くなって来るようである。
昔日は、煙がもうもうとした中でマージ
ャンをしたり、煙を浴びながら居酒屋で
宴会をしたりしていたものである。それ
が、お店では全面禁煙というところが増
え、喫煙者は喫煙ルームか戸外に行かな
いと煙草を吸えなくなってきている。

健康を考えれば、禁煙が一番なのだが、
なかなかやめられないようだ。困るのは、
戸外で吸えば良いのだろう、という勘違
いである。それがしの家の近くでも、マ
ンションのベランダで煙草を吸っている、
いわゆる「ほたる族」が居る。でも、階
下のベランダで喫煙されると煙は上階に
向かって流れていく。洗濯物を戸外に干
しているので、えらく迷惑であるし、窓
を開けて換気することもできない。戸外
なら良いというものでもないのだ。

それに、体にニコチンやタールの匂いが
染み付いているヘビースモーカーの場合、
近くに来るだけで咳が出そうになる。こ
ういう匂いについても何とかならないも
のか。結局このテーマについては、煙草
の煙が嫌な人にとっては、煙の存在自体
が許しがたいものなので、喫煙者との間
合いは永遠に詰まらない。南蛮船が煙草
を持ち込んでから、ずっと続いている論
争はまだまだ終わりそうにないようだ。

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優生思想 [怒!]

津久井やまゆり園で、障害者19人が殺
害された事件から、ちょうど2年になる。
殺戮者の植松聖は、元職員でありながら
「障害者は周囲の人間を不幸にする」な
どという偏った思想により、この殺人を
実行した。こういう考えは特殊なのか?
否、この国の中枢に居る与党の議員から、
同じような考えが発信された。衆議院議
員の杉田水脈(みお)なる人物は「LG
BTの人たちは子どもが出来ず、生産性
が低いので税金を投入すべきではない」
という意見を投稿した。

たちまち、非難が集中したが、自民党の
議員でこの手の発言をする者は多い。竹
下亘は「国賓のパートナーがLGBTの
場合、そのパーティーには出ない」と言
い、二階俊博は「子どもを作らないとい
う考え方は正しくない」と言い、扇千景
は「子どもを4人生んだ夫婦に賞を出す
べきだ」と発言した。つまり、この人た
ちの頭の中は、戦争中の「産めよ増やせ
よ」のままなのである。

そして、この考え方が後に「優生保護法」
という稀代の悪法を生み出し、強制不妊、
強制堕胎などの問題を引き起こした。
国民を兵士にするために、或いは生産力
にするためにしか見ていないのが分かる。
こうした人権感覚が欠落した人間には、
議員という地位を与えてはいけない。公
民権を剥奪しても良いと思う。


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下衆宰相の醜悪な姿 [怒!]

このところ、形振り構わず権力を振りか
ざすJ民党総裁。西日本が大雨で大水害
に見舞われている時に、そして、翌日に
七人もの死刑執行を控えている時に、平
然と酒宴に参加し、翌日は二日酔いの寝
ぼけ顔で記者会見し、それでも陣頭指揮
には立たず、大事になってから被災地に
赴くという有様。しかも、比較的被害の
少なかった地域の避難所を訪問し、おそ
らくは(J民党の)支持者と思われる人
たちとだけ会話する場面を、多くのマス
コミに映させるという茶番である。

さらに、広島への訪問は股関節が痛いと
かでキャンセル。この程度の男が、日本
国の舵取りをしているのかと思うと寒気
がする。天皇陛下は東日本大震災の時、
周囲が止めてもなお、被災者と語り合い、
冷たい体育館の床に座って、同じ目線で
労わりの言葉を述べられていた。当然と
はいえ、この人格の違い、品格の違い、
そして情愛の差。陛下を神格化する気は
無いが、片や宰相の方は実に下衆な人物
である。

早く誰かがこの男を引き摺り下ろして欲
しい。

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個性豊かな人材が育たない!? [苦言]

よく、企業などの採用担当者の話として
「個性豊かな若者を採用したい!」とい
う談話が新聞などに載ることがある。本
当にそう思っているのか?

就職活動中の若者は、皆一様にブラック
スーツを着ている。男子も女子もである。
新規採用式典で、それらの若者が勢ぞろ
いすると、まるでカラス軍団のようであ
る。しかも、就職活動から着ていたであ
ろうそのスーツを、初夏の今まで着続け
ている輩も居る。どこに個性があるか?

この頃、ますます他人と違うことや違う
服装をすることに、臆病になっている気
がする。それがしたちの年代も、以前は
「どぶねずみルック」などと呼ばれ、画
一的なスーツ姿を揶揄されていたものだ
が、カラスルックはその上を行く画一感
である。まるで、スターウォーズに出て
くるクローン兵のようである。

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本当に個性的な若者を欲しいのなら、服
装自由で面接会などを催してみてはどう
か。或いはテーマを与えずに、彼らにス
ピーチさせてみてはどうか。そこで光り
輝くような若者は・・・たぶんそれ程居
ないだろう。今の若者は、型にはまった
大量生産品のような不気味さを感じさせ
る。自我をどこかに置き忘れていないか?

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働き方改革は、一人ひとりの心がけ [苦言]

働き方改革と称する怪しげな法案が審議
されている。どうも、使用者側の要請で
出している法案のようで、ちっとも改革
になっていない。ただでさえ、働きすぎ
の日本人。高度成長期も低成長の今も、
働くことをやめない人々が多すぎる。

日本の生産性が他の先進国よりも低いの
は、長時間労働のせいだ、ということが
分からないのだろうか?時間や労力を削
減しようという努力の中から、創意工夫
が生まれ、新たな働き方や新たな産業が
生まれるのである。長く働けばえらい、
と思っている人は完全に時代遅れである。

以前、それがしの同僚の課長が「いやぁ、
うちの職場は残業が多くてさ。俺も付き
合って毎日10時過ぎまで残っているよ。」
と語っていた。あほか!と心の中でつぶ
やいた。あんたが率先して帰らないから、
部下たちも帰らない、いや帰れないのだ。
さっさと帰れよ。あるいは、もっと仕事
の効率を上げるように指示を出せよ。残
業自慢なんて、無能の証明だぞ!と言っ
てやりたかったが、一応先輩だったので
我慢した。

それがしは、仕事を終えたらさっさと帰
る。或いは遊びに行く。上司がいつまで
も職場に居たら、部下は帰りにくい。だ
から、さっさと帰る。そのために、時間
中の仕事は効率的に時短で仕上げる。そ
れが仕事の能力である。残業規制とか、
残業代ゼロとか検討するのではなく、ど
うやったら残業が不要になるか、そう考
えるべきだろう。働き方改革の議論には
それがスポッと欠けている気がする。

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