空母「遼寧」は脅威か? [放言]
中国が空母「遼寧」を西太平洋に派遣し、訓
練を開始した。自衛隊などが監視をしている
ようだが、その後、遼寧は台湾沖を通って南
シナ海に向かったようである。
この遼寧について、「脅威だ!」とか「中国
の覇権主義が高まっている」などと論評する
向きがある。でも、果たしてそうなのか?
遼寧とは、旧ソ連が保有していた軽空母「ワ
リヤーク」級の船体を中国が譲り受け、改装
したものである。冷戦当時、ソ連がこのクラ
スの空母を2隻建造したが、米軍はほとんど
無視していた。この程度の軽空母では、大型
の爆撃機などは搭載することも発進すること
もできない。せいぜい艦隊警護のための戦闘
機を積む程度の船なのである。しかも建造か
ら数十年経った船体である。
積んでいる戦闘機「殲15」にしても、中国
はロシアの技術供与を受けて作っているよう
だが、いまだにエンジンを国産化できていな
いようである。量産するはずが、遼寧に積む
分がやっとだ、という説もある。この程度の
空母で騒ぎ立てる必要は無さそうだ。
あくまでこの艦隊は「張子の虎」に過ぎない
のである。
練を開始した。自衛隊などが監視をしている
ようだが、その後、遼寧は台湾沖を通って南
シナ海に向かったようである。
この遼寧について、「脅威だ!」とか「中国
の覇権主義が高まっている」などと論評する
向きがある。でも、果たしてそうなのか?
遼寧とは、旧ソ連が保有していた軽空母「ワ
リヤーク」級の船体を中国が譲り受け、改装
したものである。冷戦当時、ソ連がこのクラ
スの空母を2隻建造したが、米軍はほとんど
無視していた。この程度の軽空母では、大型
の爆撃機などは搭載することも発進すること
もできない。せいぜい艦隊警護のための戦闘
機を積む程度の船なのである。しかも建造か
ら数十年経った船体である。
積んでいる戦闘機「殲15」にしても、中国
はロシアの技術供与を受けて作っているよう
だが、いまだにエンジンを国産化できていな
いようである。量産するはずが、遼寧に積む
分がやっとだ、という説もある。この程度の
空母で騒ぎ立てる必要は無さそうだ。
あくまでこの艦隊は「張子の虎」に過ぎない
のである。