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ミサイル防衛 本当に出来るのか? [放言]

結論から書いてしまう。「無理!」である。
北朝鮮のミサイルが脅威だということで、韓
国では米軍に迎撃ミサイルシステムの配置が
検討され、日本ではイージス艦の迎撃ミサイ
ルと地上からの「PAC3」の二段構えで迎
撃する体制を取っている。しかし、北朝鮮が
所有するミサイルは数百発と言われ、その内
の一割でも発射されたら打つ手が無くなる。

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しかも、高高度まで打ち上げる技術も確立し
つつあるようなので、イージス艦のシステム
はもしかすると無力化するかも知れない。
PAC3だって、理論上は飛んでくるゴルフ
ボールにゴルフボールをぶつけようというシ
ステムである。当たる方が不思議なものであ
る。しかも数が圧倒的に少ない。多数飛んで
きたら、対応不能に陥る。つまり、ミサイル
は撃たれたら終わりである。撃つ前に潰すか、
それとも撃たせないように政治で押さえ込む
か、いずれかしか無いのである。もちろん、
撃てば必ず報復されるので、撃つにはかなり
の覚悟が必要だろう。しかし、あの国の場合、
ヤケになって撃たないという保証は全く無い。
外交や制裁で押さえ込み、あの国が自壊する
のを待つしかないのだろうか。誠に憂鬱な隣
人である。

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