大丈夫か？トルコ

トルコという国、ペルシャだった時代か
ら、独立独歩の路線を歩んできた。欧州
へ攻め込んだこともあるし、巨大帝国を
築いたこともある。そのトルコが揺れて
いる。

強権的な大統領エルドアンと、アメリカ
の狂犬トランプが咬み合っているのであ
る。アメリカはトルコがロシアに接近し
ていることや、シリアでの戦いに協力し
ないことなどを不快に思い、お得意の貿
易戦争を仕掛けている。中国との貿易戦
争は正にチキンレースになっているが、
トルコが対抗しようにも大問題がある。



強権的な大統領が威勢よく煽っても、大
幅な借金国であるトルコでは通貨が暴落
してにっちもさっちも行かなくなってき
ている。トルコリラは昨年より４割も下
がっている。通貨安を買い支えられない
国は、トルコだけではなく、あちこちの
新興国にも影響が出始めている。今や、
トルコは「世界一ブランド品が安く買え
る国」になってしまった。欧州や中国か
ら、爆買いに出かける人が多く、ブラン
ド店では行列が出来るほどだという。
このままでは財政が破綻しかねない。
それでもエルドアンは折れようとしない。


本当に大丈夫なのか？トルコ。

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