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「三国志~龍の復活~」 [映画]

 CATVで繰り返し放送されたので、数回観た。
 この映画は、三国志をベースにしたもので、
主人公は超雲子龍(アンディ・ラウ)である。

 前半は、超雲が劉備の子、劉禅を曹操軍の中
を駆け抜けて助け出し、一躍英雄になるストーリ
ーである。若き日の超雲は蜀軍に志願し、兄貴
分の羅平安(サモ・ハン)とともに戦いの日を送る。
 その中で、次第に頭角を現し、劉禅を助け出し
ただけではなく、曹操と一騎打ちをし、その刀を
奪うという超人的な活躍をする。ちょっとやりすぎ
の感がある。

 その功から五虎大将軍の一人に位置づけられ、
その後は魏と戦い「常勝将軍」の名声を得る。

 それから数十年。すでに劉備は死に劉禅が皇
帝となっている。諸葛孔明は何としても北伐を行
いたいと、関羽の息子関興と張飛の息子張苞に
出陣を命じようとしている。そこへ、すっかり白髪
になった超雲が現れる。


 「軍師、なぜ大事の北伐から私をはずすのだ」
 「将軍、我らは老いた。思い出が生きるよすが
ではないか」
 「思い出は戦場に置いてきた。もう一度思い出
を取り戻したい」


 こうして超雲は出陣する。関興と張苞と別れ、
山道を行く彼の前に魏の大軍が現れる。実は孔
明は超雲の名声を利用しておとりにし、その間に
若い二将軍に魏領を奪わせるつもりだったのだ。
 追い詰められた彼は、超絶な武勇を見せる。
 しかし・・・。


 ネタばれ防止のためにこのくらいにするが、吉
川英治版「三国志」とかなりストーリーが違う。超
雲たちの兜はまるで洗面器のような形だし、若い
将軍の一人、鄧芝はまるでレゲエのようなヘアス
タイルである。だいたい、鄧芝は文官だったような
・・・?それにしても、アンディ・ラウの眼光は鋭かっ
たし、敵の司馬、曹嬰(曹操の孫娘 マギーQ)は
エキゾチックな美女であった。
 妙に印象に残る映画である。


龍の復活.jpg
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